全国的に増加の傾向にあるパークゴルフ場ですが、大きく2種類に分けられます。
1つ目は無料で利用が可能なところであり、公園に併設されているところは多くが無料です。誰でも利用できるのが魅力で、コースの管理は市町村が手がけているケースが殆どです。
一方でサービス面では有料のコースと比べると劣り、基本的に道具のレンタルには対応していません。その為、無料のコースを利用するならクラブやボールといった備品は自分で購入する必要があります。
また、多くの人が利用しますので芝生の状態もあまりよくないことが多く、コースレイアウトは全体的にオーソドックスです。平坦で変化が少ないので初心者でも回りやすい一方、上級者の人の場合は物足りないと感じることも珍しくはありません。
2つ目は有料で利用できるところであり、芝が綺麗に整えられているので爽やかな気分で回れます。 道具のレンタルに対応しているところもあり、クラブやボールを買わなくてもラウンドできるのは大きな魅力です。ゴルフ場に匹敵するほどに完成度の高いコースもあるので、腕に覚えがある人なら有料のコースの方が楽しめます。料金システムはコースによって違うものの、多くは時間制を採用しており入場時に料金を払うのが一般的です。
パークゴルフ場の種類を無料か有料かで分けてきましたが、全天候型かそうでないかでも分けられます。
殆どのコースは屋外にあるので天気の影響を大きく受け、北海道を始めとする降雪地域ではプレーが不可になることも多くあるのです。
それに対して全天候型のコースもあり、パークゴルフが盛んで雪の降りやすい北海道でよく見られます。全天候型の多くは巨大なビニールハウス内にコースを作るというタイプで、中には年間を通してプレーできるところもあるのです。
また、2012年には北海道空知総合振興局歌志内市に全面人工芝の屋内コースが開業して話題を集めました。天候に左右されないのは魅力ですが、全天候型は広さの面ではやや劣っています。