パークゴルフではカップに沈めるまでの打数を競うのですが、プレーの種類はいくつかあります。
テレビ中継されているゴルフのプロトーナメントは、基本的にストロークプレイなのでこれが最も一般的です。パークゴルフでも一番使われるのはストロークプレイであり、これは18ホールのスコアの合計で競うものですね。
ゴルフと同じく打数は少ない方がよいので、最も少ない打数で18ホールを回った人が勝者です。ゴルフではハンデキャップがありますが、パークゴルフでは基本的にハンデキャップがありません。オープンコンペではペリア方式、ダブルペリア方式でハンデキャップを付けることもありますが、通常のラウンドで用いられることはないので実力がそのままスコアに反映されます。
その為、ストロークプレイでは実力がそのまま結果に繋がりやすいのですが、マッチプレーなら紛れが起こることも珍しくはありません。
マッチプレーもゴルフで使われているルールと同じで、各ホールのスコアで勝ち、負け、引き分けといった勝敗を付けていき、計18ホールの勝ち数で争うプレーです。
ストロークプレイだとホールインワン、イーグルを記録するとスコアを大きく伸ばせるので最終的な成績への影響力が相当にあります。それに対してマッチプレーの場合は仮にホールインワンで勝ったとしてもあくまで1勝なので、他のホールで負けてしまうと勝利に繋がりません。その為、緊張感を持って勝負ができるのですが、運に左右されるところもあるので好まない人もいます。
他にスリーボール、ベストボール、フォアボールといったプレーの種類もあり、これらは変則的なマッチプレーです。スリーボールは3人、ベストホールは1人対2人、フォアボールは2人対2人でマッチプレーをします。
1人と2人の2組に分かれて各組がそれぞれ1個のボールでプレーするスリーサム、同様に2人対2人の2組がそれぞれ1個のボールで回るフォアサムは、ストロークプレイ、マッチプレーのどちらにも対応しているプレーです。
パークゴルフのプレーの種類
ストロークプレイ: ゴルフと同じようにストロークの合計の数で勝敗を決める。
18ホールのストロークの合計で勝負する。
マッチプレー
1つのホールごとの勝ち負け決めて、勝った数と負け数で勝負を決める方法。
スリーボール
3人のプレーヤーが互いに対抗し、各自のボールでプレーするマッチプレー
ベストボール
1人対2人のうちのスコアの良い人とのマッチプレ、個人の実力が違う場合に用いる。
スリーサム
1人対2人でプレー、各1個のボールでプレーして各ホールの勝敗を決めて勝利数、負け数で勝負を決める。
フォアボール
2対2のマッチプレー、スコアの良いほうのスコアで勝敗を決める